呼吸器科診療

呼吸器科では呼吸をするための臓器(肺、気管、気管支など)に生じる病気を主に診療します。

主な診療対象は、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫・慢性気管支炎)、 慢性呼吸不全(在宅酸素療法対応)、肺結核後遺症、 肺癌、悪性胸膜中皮腫、転移性肺癌などの悪性腫瘍などです。 その他に睡眠中に呼吸がとまる睡眠時無呼吸症候群の診断、診療も行っております。

呼吸器の病気には風邪の症状で始まるものが多くあります。

「せき・たんが持続する」、「胸がつまる 」、「息切れがある 」、 職場の定期健診で「胸に異常影の疑いがある」と言われた方は、ぜひご相談ください。

また、患者さんにどんな有効な治療法があるのかを十分に説明し、患者さんの望まれる治療法を ご提供することが最も重要なことと考えています。

禁煙治療が保険適応になりました。

特定の条件を満たした施設においてのみ禁煙治療が保険適応になりました。

当クリニックはその施設基準に適合しており、禁煙治療を保険診療で施行可能です。

患者様にも、禁煙治療を保険診療で受けていただくための基準があり、 あらかじめその基準を満たしている方で、なおかつ禁煙の意思が明確で、 本人の同意が文章にて得られる方に限り、保険診療が適応されます。

費用は、診察・治療料が合計で、およそ¥5,000~¥6,000、薬代(ニコチンパッチ)が約¥6,000です。 (自由診療では薬代のみで約¥20,000はかかってしまいます。)

詳しくは、当院スタッフにお気軽にご質問いただくか、電話にても質問、予約等受け付けしております。

初の飲むタイプの禁煙補助薬が保険適用になりました。

チャンピックス禁煙治療薬が2008年5月8日より保険投薬可能になりました。
チャンピックスは、日本では初の飲むタイプの禁煙補助薬です。

これまでの禁煙補助薬(例えばガムやパッチタイプの貼り薬)がタバコの代わりにニコチンを 補充することで禁煙に伴うイライラや集中できない症状を軽減する「ニコチン代替療法」であるのに 対し、「チャンピックス」は脳内のニコチン受容体に選択的に働き、離脱症状やタバコに対する切望感を 軽減するとともに、喫煙による満足感を抑制する作用で禁煙効果を発揮します。

さらにチャンピックス服用中はタバコを吸っても「美味しい」という感覚が抑えられているため、 以前のような喫煙での満足感を得られず、禁煙を持続しやすくなる効果が期待できます。

要は、「自らの意志でできない部分を薬の効用でサポートしてもらう」と考えられます。

また、ニコチンパッチの弱点「皮膚のかぶれ」でパッチが使えなかった方にとって、 新たな選択肢となる、新しいタイプの禁煙治療薬チャンピックスです。

※チャンピックスは現在入荷できない状況です。再入荷出来次第お知らせいたします。